【無料視聴】唐沢寿明主演ドラマ|白い巨塔の動画を1話から最終話まで観る方法

『白い巨塔』は、2003年から2004年にかけて、二部構成で放送された唐沢寿明主演の超大作ドラマです。

最終回の視聴率32.1%と、驚異的な数字をたたきだし、連続ドラマの歴史に名を残す作品となりました。

そんな『白い巨塔』の動画配信状況や再放送情報を調べてみました。

動画配信マニア
動画を無料で観る方法や、DVD情報もまとめて紹介するよ~。

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『白い巨塔』の動画を無料視聴する方法

後ほど他サービスの配信結果や再放送情報をお伝えしますが、まずは公式で『白い巨塔』の動画を無料で観る方法について、結論をまとめます。

『白い巨塔』の動画を今すぐ観るなら

FODプレミアム(2週間の無料お試し期間あり)

『白い巨塔』の動画を配信しているサービスは、「FODプレミアム」のみとなっています。

FODプレミアムは2週間の無料お試し期間があり、4万本以上のタイトル種類がたいへん豊富なので、他作品も数多く楽しむことができます。

またフジテレビ系列の過去ドラマを積極的に配信しており、最新ドラマの見逃し動画も、見放題で視聴することが可能です。

FODプレミアムのおすすめポイント

  1. 期間内に解約すれば、料金は一切かからない
  2. フジテレビ系列のドラマ配信に強く、4万本以上のタイトルがあり種類も豊富
  3. 最新ドラマの見逃し動画も積極的に配信している
  4. 動画だけでなく、人気の雑誌など、追加料金なしで書籍も読み放題
  5. 毎月1300ポイントをもらえる

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配信サービスの一覧については、次の項でくわしくご紹介します。

『白い巨塔』の動画配信サービス一覧

ドラマに強い評判の良いサービスに絞り、『白い巨塔』がどこで配信されているかリサーチしてみました。
※配信チェック:2020年5月6日

動画配信サービス配信状況視聴メモ

見放題で配信中!
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初回600ポイント付与
今すぐ視聴可能

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冒頭でもお伝えしましたが、『白い巨塔』の動画を配信しているのは「FODプレミアム」のみとなっています。

動画配信マニア
フジテレビ系列のドラマだから、FODが独占している可能性が高いね~。

他サービスでも今後配信される可能性は0ではないですが、フジテレビ系列のドラマは基本的にFODで配信される傾向が強く、他サービスで配信されたとしても、ポイント制となって1話ごとに課金しなければならないケースがあります。

無料お試し期間中に気兼ねなく、今すぐに『白い巨塔』の動画を楽しみたい方は、FODプレミアムでの視聴をおすすめします。

登録は3分ほどで済みますので、さくっと済ませてしまいましょう。

「FODプレミアム」の登録方法はこちら

【登録の流れ】

  1. 会員登録ページにとび、「今すぐはじめる」をクリック

  2. 支払い方法ページにとび、「Amazon pay」を選択
    ※普段Amazonで買い物しているアカウントでOK!アカウントを持っていない場合も、Amazonアカウントは簡単に登録することができますよ。
  3. 「利用規約」にチェックを入れて、「決済サービスにログインする」をクリック

  4. 「お支払いにAmazon payを利用する」にチェックを入れて、「この内容で登録する」をクリックすれば、登録完了!

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無料期間中に『FODプレミアム』を楽しむプラン紹介

①まずは『白い巨塔』の全話を一気観する!

今回ご紹介した『白い巨塔』を、まずは全話一気に観てしまいましょう!

検索ボックスにて作品名を入力すれば、対象のドラマが表示されるので、そこからすぐに視聴することが可能です。

②他作品も、惜しみなく観まくる!

「FODプレミアム」は他ドラマや映画の作品も豊富です。

この機会に、気になる作品があれば無料期間中にすべて観てしまいましょう!

例えば、『白い巨塔』と似たような作品や、『白い巨塔』に出演している、唐沢寿明さんの他作品などですと、下記のようなタイトルが配信されています。

『白い巨塔』を観たあとに、チェックしたいFOD作品

【無料視聴】ドラマ|医龍の動画を全シリーズ観る方法

2020年5月9日

ぜひ参考までにチェックしてみてください!

③無料期間内に解約手続きをする

「FODプレミアム」は、無料期間が終了すると、月額料金が発生します。

きちんと解約すれば、料金は一切発生しないので、必ず期間内に対応を済ませてしまいましょう!

とある女性
無料で観れるのはわかったけど、その後ちゃんと解約できるか不安だな。。

解約は1分ほどで簡単にできます!下記に手順をのせておくので、参考までにチェックしておいてください。

【解約の流れ】

  1. TOPページの「メニュー」タブをクリック(アプリから解約はできないので、必ずサイトにログインしてご対応ください)

  2. 「月額コースの確認・解約」をクリック

  3. 月額コースの確認画面にて、「解約」をクリック

  4. 「本当に解約してよろしいですか?」と再度聞かれるので、「解約する」をクリックし、解約完了となります!

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「FODプレミアム」のサービス概要

簡単に、「FODプレミアム」のサービスについてご紹介します。

サービス名FODプレミアム(フジテレビオンデマンド)
作品数40,000作品以上
月額料金888円(税抜き)※ポイント含む
無料お試し期間2週間

「FODプレミアム」は、フジテレビが運営する動画配信サービスです。

テレビで放送中の番組の無料配信をはじめ、バラエティ、ドラマ、アニメ、映画など40,000本以上の動画作品を配信しています。

話題のマンガや雑誌など、電子書籍のラインナップも20,000冊以上と豊富で、動画配信サービス以外の面も充実していることも特徴です。

「FODプレアム」は、動画配信サービスとしては後発なものの、会員も増えてきているのが現状です。

とある女性
動画配信サービスってたくさんあるけど、FODって他社と比べてどう違うのかな??
動画配信マニア
ズバリ!フジテレビ系のドラマ作品を多く配信していることと、無料期間中でもポイントをもらえることが特徴かな。
「FODプレミアム」の特徴
  1. フジテレビの作品が全話見放題で観れる

    フジテレビといえば、やはり「月9」ドラマ。80年代「トレンディドラマ」と呼ばれて時代を牽引したのはフジのドラマでした。多くの話題作を生んだ過去作品を、見放題で観るだけでも価値はあるでしょう。

  2. 毎月ポイントがもらえるため、有料作品も無料で観れる
    会員登録すると、最大1,300ポイントが付与されます。見放題作品以外の作品ですとポイントを使用することになりますが、この毎月付与されるポイントを利用して、有料作品を実質無料で観ることができます。毎月ここまで多くのポイントがもらえるサービスは珍しいです。

  3. 電子書籍版の雑誌数がトップクラス
    電子書籍サービスは、他サービスでも展開されており、例えばU-NEXTにも同様のサービス(71誌読み放題)がありますが、FODプレミアムはなんと100誌以上が読み放題。また、対象のマンガが無料で読めたりもします。
とある女性
他サービスで配信してるフジ作品は、有料のケースがあるけど、そういう面だとFODは気兼ねなく動画を楽しめるのね。
「FODプレミアム」のデメリット
  1. TVで視聴することができない
    PC、スマホ、タブレットではもちろん視聴できますが、TVでの視聴でできないサービスのため、大画面で観たい!という方には不向きかもしれません。

  2. フジテレビ作品に興味がないと物足りない
    フジテレビ作品以外のタイトル数でいうと、他サービスに劣る傾向があるため、それ以外の作品を幅広く楽しむには、正直物足りなさが否めません。
動画配信マニア
FODは、『フジテレビ作品を観たい人』、『雑誌を読みたい人』、『テレビで観る必要がない人』におすすめのサービスかな!

違法動画を観るリスクについて

違法にアップロードされた動画で、ドラマを楽しむこともできますが、そのような完全無料の違法動画サイトは、架空請求の広告やウィルスによる住所や、クレジットカード情報など個人情報漏えいの恐れがあります。

アップされたとしてもすぐに削除される可能性が高いですし、下記のような様々な危険性があるため、そのようなサイトで動画を視聴するのは、おすすめできません。

【違法動画を視聴するデメリット】

・ウィルス感染の危険性がある

・卑猥な広告が表示される

・画質が粗く観づらい

・途中リンク切れで動画が観られなくなる

・音声と画像がズレれているケースがある

・ストリーミングに時間がかかる

・「フィッシング広告」でフィッシングの被害に遭う
とある女性
違法にアップされた動画は、ちょっと怖いかも。。

安全かつ合法にアップされている動画を無料で視聴できるのであれば、リスクを犯してまで違法動画で観るより、動画配信サービスなどで観ることをオススメします。

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『白い巨塔』のDVD情報

『白い巨塔』をDVDで視聴したい!という方は、TSUTAYA DISCASをおすすめします。

「TSUTAYA DISCAS」とは、TSUTAYAの宅配レンタルサービスのことで、自宅からDVDを注文して家まで届けてくれるサービスになっています。

今なら1ヶ月の無料お試し期間があるので、1ヶ月以内にDVDをレンタルして返却して解約すれば、料金は一切発生致しません。(※DVD16枚までの上限あり)

TSUTAYA DISCASのおすすめポイント

  1. 入会後30日間は、最大16枚まで無料でレンタルできる
  2. 無料期間内に解約すれば料金は0円
  3. お目当てのDVDをネットですぐ見つけられる
  4. 自宅まで届くため店に行かなくても良い
  5. 「TSUTAYA TV」の動画配信サービスも同時に受けられる
動画配信マニア
「TSUTAYA DISCAS」は自宅までDVDを届けてくれるから楽だね~。お試し期間中に最大16枚まで無料でレンタルできるし、その後の解約方法もカンタンだよ。

「白い巨塔」は全話8枚ですので、無料お試し期間中にすべてレンタルすることできます。

TSUTAYA DISCASの無料お試しサービスは、DVDレンタルのサービスだけでなく、「TSUTAYA TV」という動画配信サービスもセットで利用できるので、ぜひこの機会にまるっとトライしてみても良いかもしれませんね。

↓30日間の無料お試し期間あり!↓

『白い巨塔』のDVDを今すぐ無料レンタルする 

「サービスの詳細は理解できたけど、ちゃんと解約できるか不安。。」という方は、解約方法も画像つきで詳しくまとめているので、下記もあわせてご確認ください。

【解約の流れ】

  1. TOPページの「マイメニュー」をクリック(アプリから解約はできないので、必ずサイトにログインしてご対応ください)

  2. 「登録情報の確認」をクリック

  3. 「メニュー一覧」を開き、「サービス解除申請」をクリック

  4. 注意事項にすべてチェックを入れて、「次へ」をクリック

  5. アンケート(任意)を埋め、「申請を完了する」をクリックすれば、解約完了です!

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なお、その他の唐沢寿明さん出演作品ですと、下記のような作品もレンタルできますので、ぜひ残り枚数をレンタルする際の参考にしてみてください。

『白い巨塔』と一緒にレンタルしたい作品候補


『ラストコップ』シリーズ

・『とと姉ちゃん』

『杉原千畝 スギハラチウネ』

『ナポレオンの村』

・『イン・ザ・ヒーロー』

『ルーズヴェルト・ゲーム』

DVDの販売状況

「白い巨塔」のDVD-BOXの販売状況を調査したところ、

Amazonにて第一部が新品で¥85,000で販売されていることが分かりました。

第二部が新品で¥100,000、古品で¥29,800で販売されていることが分かりました。

いつでも『白い巨塔』を観たい方やファンの方は、この機会にDVDを購入されても良いかもしれませんね。

 

『白い巨塔』の再放送情報

『白い巨塔』の再放送について、フジテレビ公式サイトを確認してみましたが、残念ながら今後の再放送についての情報を確認することができませんでした。
※2020年5月6日調べ

フジテレビのCS放送であるONE TWO NEXTも調べてみましたが、次回の再放送予定は未定となっています。

なので、今後はいつ再放送される見込みがあるのか、過去の再放送履歴から予測してみたいと思います。

過去の再放送履歴を調査

フジテレビの公式ページによると、直近で再放送したのは2014年1月だったようです。

またYahoo知恵袋などをみると、2009年10月にも再放送されていたことがわかります。

それ以外ですと、Twitterで2016年に再放送されていた情報がありましたが、放送地域や時間などの再放送詳細は不明でした。

人気ドラマだけにあまり再放送されてことがない作品だったのでしょうか。

『白い巨塔』の再放送履歴まとめ


再放送①:2009年 10月 

再放送②:2014年 1月 

再放送③:2016年 3月・10月

再放送④:2020年3月 フジテレビ

今後の再放送:現時点で未定


気になる今後の再放送の予定については、ツイッターや公式ページを確認するも、再放送に関する情報がありませんでした。

最近はドラマの再放送自体が少なくなっており、地上波で再放送は行われておらず、各局が運営する動画配信サイトや、専門チャンネル等での再放送が主になってきているようなので、『白い巨塔』も地上波で再放送される見込みは薄いのではないかと考えられます。

なので「白い巨塔」の動画を今すぐ観たい!という方は、地上波での再放送を期待して待つよりも、動画配信サービスや、DVDレンタルを利用することをおすすめします。

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『白い巨塔』のあらすじ

『白い巨塔』のあらすじをご紹介します。

関西一の大学病院である浪速大学病院。
財前五郎(唐沢寿明)はこの病院に勤める食道外科を専門とした医師。
財前は、天才的な医者でかなりの自信家。
そのため、次の教授になるのは自分だと信じていた。
地位や名誉を何よりも大切に思っている財前は、患者に寄り添うような治療はしません。
野心ばかりの財前に対して、同期でライバルの里見(江口洋介)は患者からの信頼もとても厚い医師。
財前と里見の2人を軸に、複雑な人間模様や現代医療について描かれたドラマです。

第1話のあらすじ「再読」

浪速大学病院の手術室では鶴川大阪府知事の食道がんの手術が始まろうとしていた。第一外科の金井講師(奥田達士)や佃医局長(片岡孝太郎)らが緊張し忙しく立ち働いている。見学室には、鵜飼医学部長(伊武雅刀)、東第一外科教授(石坂浩二)、則内病院長(田中主将)もそろった。だが、執刀医の財前五郎助教授(唐沢寿明)が現れない。オペの時間が始まろうとするその時、財前が登場した。あせる周囲を黙殺し、財前は、時計を一瞥、一気にメスを振るい始めた。神業のような財前の手並みは正確にして敏速を極めた。がんは食道だけではなく大動脈にまで浸潤していたが、財前はひるまずメスを進め、吹き出る血にも顔色一つ変えず腕を振るう。手術完了。4時間35分・・・驚異的な短さである。財前は見学室に一礼した。
そんなころ、里見第一内科助教授(江口洋介)は、鵜飼によって胃がんと診断された患者・小西みどりの症状に疑問を抱き始めていた。
鶴川知事の手術に対して記者会見が開かれた。責任者である東が説明しようとするが、記者は財前のコメントを求める。東は不快感を隠さず、財前の自信に満ちた解説を聞くのだった。
そのニュースを、財前の妻・杏子(若村麻由美)とその父で産婦人科の開業医・又一(西田敏行)が喜んで見ていた。又一は「五郎君の次期教授は間違いなしや。前祝をしようやないか」と興奮するのだった。

第2話のあらすじ「贈り物」

浪速大医学部助教授の外科医・財前五郎(唐沢寿明)は、医局員の柳原(伊藤英明)の論文をチェックしていた。柳原は貧しい家庭の出身で、同様の生い立ちでありながら一流の腕を持つ財前にあこがれを抱いていると言う。財前は笑って柳原を見送るが、「一緒にするな」と言い捨てるのであった。そして、気になっていた膵臓がん患者・小西みどり(河合美智子)のMRI画像を見つめた。
財前は、小西の異常を見抜いた担当内科医の里見助教授(江口洋介)を訪ね、一度は断った小西の手術を執刀させろと申し出る。鵜飼医学部長(伊武雅刀)の診断見落としがからむので、教授選を控えいらぬ波風は立てたくないと先に断ったものの、初期膵臓がんの手術例は極めて少ない。外科医としての意欲と功名心が勝ったのだ。タイミングよく第一外科の東教授(石坂浩二)は出張に出掛ける。その時に緊急オペとして処理すれば、鵜飼にも東にも知られないですむと考えたのだ。
融通の利かない里見は隠れて手術をやることに猛反対したが、財前は「患者は君の玩具じゃない。僕も君と一緒で、彼女を助けたいんだ」と話を正当化し寄り切った。

第3話のあらすじ「土下座」

鵜飼医学部長(伊武雅刀)は、財前五郎(唐沢寿明)から贈られた油絵を「預かっておく」と微妙な言い回しで受け取り、その真意を明らかにすることはなかった。うろたえる財前が舅の又一(西田敏行)にそのことを報告すると、又一は「含みのあるいいセリフや」と笑い、財前をたしなめつつ地区医師会長の岩田(曾我廼家文童)を紹介した。岩田は鵜飼と浪速大の同期で、鵜飼の医学部長選の折、医師会をまとめ鵜飼部長実現に奔走したのだ。鵜飼にとっては面倒な恩人であった。岩田は、財前の教授選に関しても、医師会、ひいては自分の権益に繋がるとあって、財前の応援を約束した。

第4話のあらすじ「落選」

「ユー&アイ製薬」のやり手営業ウーマン・加奈子(木村多江)が、いつものように浪速大学に現れ、財前(唐沢寿明)や里見(江口洋介)に、新抗がん剤の売り込みをかけていた。財前は加奈子を振り切り、東(石坂浩二)の部屋に入った。部屋には関西財界の大物である大興建設社長・五十嵐(大林丈史)がすわっていた。五十嵐は、食道の腫瘍で東を介し、財前の手術を希望していた。いわゆる「特診」である。上がる一方の財前の名声に、東は不愉快さを隠さなかったが、財界のご機嫌を損ねるわけにはいかない。渋々、財前を呼んだのだった。財前は、あくまでも東を立て遠慮するような素振りを見せながら、内心、まんざらでもなかった。
財前が手術のことで医局長の佃(片岡孝太郎)に指示を出し終えると、佃は次期教授選の心配を口にする。佃は、東が東都大学の船尾教授に頻繁に連絡を取っていると言うのだ。その場を離れると、里見と加奈子がいる。加奈子が財前と里見の仲を茶化そうとした、その時、加奈子は突然昏倒した。
里見が加奈子を診療すると、胃から肝臓、肺に転移した末期のがんであった。

第5話のあらすじ「祝宴」

特診患者・五十嵐(大林丈史)の手術を成功させ、その報告のために東教授(石坂浩二)の部屋に入った財前五郎(唐沢寿明)は、見知らぬ男が座っていることを不審に思った。教授選を前にした東の態度に不信感を抱いていた財前は、不躾にその男に挨拶する。財前の感じた通り、男は東が自分の後継にと白羽の矢を立てた心臓外科の若き権威・石川大学助教授・菊川(沢村一樹)であった。財前は、教授選に向け不安と緊張を募らせた。
財前はその足で里見(江口洋介)の部屋に向かった。菊川のことを調べるためである。研究熱心な里見は、菊川のことを知悉しており、財前を驚かせる。だが、里見の抱える問題は、教授選ではなく、末期ガンと判明した製薬会社社員・林田加奈子(木村多江)の延命治療のことであった。
東家の夕食に招待された菊川は、「財前助教授のいるところへ割り込む勇気はない」と、教授の椅子を固辞する。東は更なる説得を試みるが、割り込んできた政子(高畑淳子)に、佐枝子(矢田亜希子)との結婚をにおわせた話で邪魔をされる。それを聞いていた佐枝子は冷ややかに目を伏せるのだった。

第6話のあらすじ「父の姿」

浪速大学医学部教授会で第一外科教授の選考委員選びが行われていた。31票のうち最多数を獲得したのは、鵜飼部長(伊武雅刀)でも東教授(石坂浩二)でもなく、謹厳な学究派で知られる病理学の大河内教授(品川徹)であった。大河内は醜い学内の派閥争いや権力闘争に業を煮やし出馬表明したのであった。大河内はそのまま選考委員長に就任した。財前にとっては、東肝いりの菊川石川大助教授(沢村一樹)に並ぶ障壁となりそうだった。
足元を固めるべく、財前は、医局長の佃(片岡孝太郎)に、東が菊川を推していることを仄めかして佃の不安をあおる。佃は、他大学の教授が自分たちの上に降りてくるなど許せないと、財前の思惑にまんまと乗るのだった。
東の教授総回診が始まった。いつものように東は慇懃に財前を牽制する。「ニューヨークのがんセンターの講師にならんかね」。「ありがたい言葉ですが、私は浪速大に骨を埋める所存です」。こんなやり取りに医局員は緊張した。と、その中から新人の柳原(伊藤英明)が東に駆け寄った。「尊敬する財前先生は第一外科に必要な方です」。佃や安西(小林正寛)があわてて引き戻した。憮然とした東は財前に「今のはなんだ」と問う。すぐに佃が引き取って「監督不行き届きでございました」と謝るが、東は「百年早いと教えておきなさい」と去るのだった。

第7話のあらすじ「毛嫌い」

財前五郎(唐沢寿明)は、ケイ子(黒木瞳)のマンションで、教授選考委員会の結果を待っていた。だが、佃医局長(片岡孝太郎)からの連絡は、教授選が財前推薦でまとまらず、大河内教授(品川徹)の発案で全国公募になったという予期せぬ結論であった。財前は動揺した。
その夜、東(石坂浩二)は家に菊川(沢村一樹)を招き、最後の意思統一を行っていた。菊川は「名前が挙がる以上、敗れるわけにはいかない」と強い調子で東に念を押す。政子(高畑淳子)は、そんな緊張はお構いなしに、佐枝子(矢田亜希子)の結婚相手として菊川の気を引こうと躍起である。そんな茶番に呆れた佐枝子が廊下に出ると、玄関のチャイムが鳴る。その主は財前だった。
菊川を応接間に残して、東が玄関に応対に出た。財前は、東が行う予定の肺の手術に助手として参加させてくれ、と、懇願する。「おそらく助手につく最後のチャンスと思います」と財前。東は意図を量りかねながらも、断る理由を探せなかった。
2週間後、東のオペに財前は助手として参加した。一糸乱れぬ師弟の見事な手際に、金井(奥田達士)や佃、安西(小林正寛)は目を見張る。
同じころ、里見(江口洋介)は、動物実験の満足行く結果に喜んでいた。が、研究室の誰も手伝おうとしない。竹内(佐々木蔵之介)ですら、「里見先生を尊敬しますが、鵜飼部長に睨まれるわけにはいきません」と部屋を出て行くのだった。竹内が持ってきた郵便の中に静岡の病院からの封書があった。里見は緊張した。果たして、その病院へ転院した加奈子(木村多江)が亡くなったことの連絡であった。里見はすぐに鵜飼(伊武雅刀)に報告し、「末期患者の受け入れについて考え直してくれ」と申し入れる。鵜飼は「説はもっともだが、大学病院の使命ではない。君こそ研究に精を出してくれ」と聞き流し去って行くのだった。

第8話のあらすじ「決戦」

「教授にはなりたくございません」・・・財前五郎(唐沢寿明)は、教授選考の大きな壁になっている大河内教授(品川徹)の琴線に触れようと、芝居掛かった直訴に及んだ。熱弁を振るう財前を、大河内は、相槌一つ打たず黙って見据えるだけである。と、そこへ里見(江口洋介)が入ってきた。大河内は財前への態度とは打って変わって「実は市民講座の講師を引き受けてくれ」と滑らかに切り出す。「意義あることだと思うが・・・気が進まんなら辞退したまえ」。まるで財前を諭すように里見に話しかける。自分の意図を見透かされた気がした財前は、里見に「先生の勧めに応じるべきだ」と助言し、「先生、有難う御座いました」とその場を辞した。里見は、「彼の言を気にするな」という大河内の言葉を聞きつつも、生真面目に次の日曜の講座講師の仕事を引き受けるのだった。

第9話のあらすじ「正念場」

教授選投票を突然棄権するという東(石坂教授)の“奇行”で教授会は騒然となった。意図を図りかねるまま教授会は投票に進行した。財前(唐沢寿明)は、その“事件”を里見(江口洋介)が持ち込んできた食道がん患者・佐々木庸平(田山涼成)の診療中に、佃(片岡孝太郎)の連絡で知った。財前は、庸平を放り出し診察室を飛び出した。庸平の妻・よし江(かたせ梨乃)は、その人を人とも思わぬ態度に大きな不安と不信感を抱いた。外に出た財前は、東の態度に感心する佃を「俺を陥れるために仕組んだ芝居じゃないか。騙されるな」と罵倒した。
果たして投票の結果は混沌を極め、財前12票、菊川(沢村一樹)11票、野坂(山上賢治)らが押す葛西が7票と、3候補とも過半数を割り、翌週の決選投票に持ち越されてしまった。医局員たちは予定外のこの事態に慌てふためき混乱した。財前の「自分に出来ることは何か、落ち着いて考えてくれ」という含みのある指示に、佃は一人何事か思うのだった。

第10話のあらすじ「無常」

財前(唐沢寿明)の手兵とも言うべき医局員たちの教授選辞退を求める「菊川直談判」という蛮行に、鵜飼(伊武雅刀)も不快感を隠さず、又一(西田敏行)らのいる夜の席で財前を問い詰めた。しかし、財前は諦めてはいなかった。「今さら困ります。支持すると言われたからこそ、舅は何千万も使った」と脅しとも取れる言葉を繰り出し、「不愉快だ」と立ち上がる鵜飼に、今度はすがりつき、さらに土下座し「どうかお助けください」と泣き落とす。
翌日、教授選の最終投票が始まった。案の定、清廉で鳴る大河内教授(品川徹)が「今回ほど不正の気配がする選挙はない。厳正なる判断を」と発言する。低くざわめく会場。鵜飼は平静を装い投票開始を宣言した。
開票が始まる。財前は授業を行い、里見(江口洋介)は診察し、ケイ子(黒木瞳)は口紅を引き、菊川(沢村一樹)は論文を書き・・・それぞれの時間が過ぎて行く。
里見が財前に頼んだ佐々木庸平(田山涼成)は手術嫌さに、帰る帰らないの駄々をこねて、よし江(かたせ梨乃)や庸一(中村俊太)を困らせていた。里見が、手術が遅れていることを財前に問い質すと、財前は年内最後の診療日、26日に行うとすでに決定していた。その日は東の退官日であった。

第11話のあらすじ「天国と地獄」

年が明けた。第一外科の教授席には、夢をかなえた財前五郎(唐沢寿明)が威厳をたたえ充実した面持ちで座っている。第一外科はあっという間に財前体制に切り替わったのだ。財前は、ポーランドで開かれる国際外科医学会に招かれ、その準備に忙殺されていた。財前が執刀した患者の佐々木庸平(田山涼成)は、手術の成功を妻よし江(かたせ梨乃)や長男庸一(中村俊太)と喜んでいた。里見(江口洋介)も財前の力量に感嘆していたが、庸平のセキに少なからず疑念を抱きはじめた。里見は庸平担当の柳原(伊藤英明)を呼び、財前に報告するように指示した。
財前は、婿の教授就任で大喜びする又一(西田敏行)の医院で柳原からの電話を受けた。財前は柳原の浅薄な行動に苛立ちながら、庸平の容態変化について「術後肺炎であり抗生物質で叩け」と自信たっぷりに指示し、柳原の横に里見の存在を知って、露骨に不快感を表す。
そのころ東は庭の手入れをしていた。佐枝子(矢田亜希子)が一向に決まらない就職活動から帰ってくる。政子(高畑淳子)が声高に東と佐枝子に嫌味を言う。だが東は「財前君が勝ったかは、これからを見なければ分からない。ゆっくりと拝見しよう」と意味深につぶやくのだった。

第12話のあらすじ「捨て身」

財前(唐沢寿明)がポーランド出張から空港に降り立つと、財前の執刀後亡くなった庸平(田山涼成)の息子・庸一(中村俊太)が現れ「あなたに殺された」となじる。財前が落ち着いて庸一をかわすと、空港の外には里見(江口洋介)が待ち受けていた。里見は、庸平の亡骸が大河内教授(品川徹)により病理解剖され、食道がん手術は完全に成功しているが、死因は術前から存在したとみられる肺がんの転移による「がん性リンパ管症のための呼吸不全」と断じられたことを伝えた。が、財前は全く相手にせず病院へ向かった。
その晩、佐々木家では通夜が行われた。同時刻、扇屋では又一(西田敏行)や岩田(曾我廼家文童)、製薬会社役員らが集まっての財前帰国祝賀会が開かれた。その中で鵜飼(伊武雅刀)だけ目が笑っていない。財前を別室に呼び出し「亡くなった患者のこと、間違っても浪速大の名が傷つかないだろうね」と念を押す。財前は「落ち度はありません、ご安心ください」と鵜飼の不安を退けた。

第13話のあらすじ「カルテ改ざん」

佐々木よし江(かたせ梨乃)の「夫・庸平(田村涼成)が死んだのは財前(唐沢寿明)の診療ミスのせいだ。訴えるのを手伝って」という叫びにも似た依頼に動かされ、弁護士の関口(上川隆也)は浪速大病院に乗り込んだ。迎え撃つ財前は、うろたえることなく、佃(片岡孝太郎)と柳原(伊藤英明)にカルテだけを証拠として提示し、決して落ち着きを失わないよう指示を飛ばした。関口はこんな第一外科の意思統一によりなかなか思う通りの証拠集めができない。
そんなころ、関口の事務所によし江と庸一(中村俊太)が着手金200万円を持ってやって来た。留守番の佐枝子(矢田亜希子)は、「引き受けてもらっただけで十分だ」と感激するよし江の様子に複雑な思いがよぎる。そこに関口が戻って来た。証拠が揃わずガードの固さを感じた関口は、裁判維持が難しいことをよし江たちに仄めかす。「そこをどうにか」と迫るよし江たちの熱意と目の前の200万円を見て、関口は「もう少し考えてみます」と、結論を先送りにした。
財前は鵜飼部長(伊武雅刀)にことの経緯を説明し「どうしても裁判というなら受けて立ちます」と威勢のいいところを見せる。だが、鵜飼は「受けて立たれては困るんだよ」とそれを冷ややかに制した。「問題は弁護士に乗り込まれるような事態になったことだ。病院は何より信用なんだ」と財前を諌める。そこへ里見(江口洋介)が入ってきた。鵜飼に意見を求められ「財前先生の手術は完璧でしたが、肺への転移をもっと検討すれば・・・」と里見は答えるが、鵜飼は無視し「だから葬式に行ったというのか。軽率だ」と里見の行動をなじるのだった。鵜飼は「明日、弁護士同席で事故調査会議を開く」と二人に言い渡したうえで「二人はどこか似ているところがある」と意味深に微笑むのだった。

第14話のあらすじ「母の涙」

財前(唐沢寿明)の佐々木庸平(田山涼成)死亡に関する医療過誤を問う裁判が始まった。
マスコミは病院に財前を待ち受け取材攻勢を掛ける。院内にも張り詰めた空気が漂い、財前はいつになく苛立つ。
一方、家業を再開した佐々木家では弁当のキャンセルが相次ぎ、仕事を手伝う庸平の弟・信平(広川三憲)が「揉め事を起こす弁当屋の弁当なんか食わん。人が同情してくれると思うたら甘すぎる」とよし江(かたせ梨乃)と言い争いになっている。日程を知らせに来た関口弁護士(上川隆也)は「生活が変るのは覚悟して頑張ってくれ」とよし江を励ます。
また里見家には里見(江口洋介)を訪ねて病院側の弁護士・国平(及川光博)が証人出廷の撤回を求めてやって来ていた。「奥さんはご存知なんですか。ご家族の将来に関わることです」と三知代(水野真紀)を牽制しつつ「あなたの行為は大学も医師も患者すら貶めるものだ」と説得する。が、里見は国平をあっさりと追い返す。三知代の心配は募るばかりだ。
さらに佐枝子(矢田亜希子)は、東(石坂浩二)に関口の下で働いていることを明かす。当然、東は辞めるようにと諭すが、佐枝子は「お父様の仕事をもっと深く知りたいの」と固い決心を吐き出す。裁判に関わる人々の人生が大きく変ろうとしていた。そして、第1回証人尋問が始まった。

第15話のあらすじ「 判決」

法廷ではよし江(かたせ梨乃)の尋問が始まった。国平弁護士(及川光博)は、金銭問題など感情面を刺激する冷酷な質問を重ね、よし江を心理的に追い込んでいく。よし江はその挑発に乗り「主人に謝って欲しいだけだ」と激昂してしまう。
その夜、扇屋で財前派の打ち合わせが開かれた。又一(西田敏行)と岩田(曾我廼家文童)は、国平の手腕に感激し、裁判の行方を楽天的に展望する。だが、財前(唐沢寿明)は「里見君が不利な証言をすれば、そんな有利など覆される」と冷静に分析する。慌てて「自分が説得にいく」と言い出す又一を制し、財前は「僕がやりますよ」と冷酷に言い放つ。
里見(江口洋介)のもとへ急患が運び込まれた。開業医をたらい回しされた腹痛の激しい女子高生・美香であった。そのまま入院した美香は後腹膜腫瘍であった。内科治療では完治は難しく、難度の高い外科手術が必要である。両親も手術を望み、里見は財前の顔を思い浮かべた。そんな折、家にいる三知代(水野真紀)に電話が掛かっていた。鵜飼(伊武雅刀)の妻・典江(野川由美子)からである。典江は「里見さんも研究ができなくなると大変ですねえ」と裁判を牽制しながら「明日食事でも」と持ちかけてくるのだった。

第16話のあらすじ「妻たち」

原告側の証人に立った里見(江口洋介)は、関口(上川隆也)の問いに「がん転移のおそれを財前に伝え、精密な検査を勧めた」と証言した。一方、国平(及川光博)の反対尋問は苛烈を極め、「あなたの行動の根源には、個人的な嫉妬心があるのではないか」と問い詰める。だが、里見は落ち着いて「医師が競い合うのは患者のためであり、地位や名誉のためではない」と切り捨てた。裁判は問題の大きさから鑑定医の報告を受けた後、結審することとなった。
財前(唐沢寿明)は、教授室からケイ子(黒木瞳)に電話をかけた。「俺は負けない・・・」。ケイ子は「私が医大をやめたのは、きっと人の命を扱うことが怖かったんだと今日分かったわ」と言い、「里見先生が相手なら負けてもいいじゃない」と答えた。財前は「俺は負けない」と再び言い放ち電話を切った。
里見が帰ると、家に誰もいない。テーブルに書き置きがある。三知代(水野真紀)と好彦は家を出て行ったのだ。立ち尽くす里見。
鑑定医報告の日がやって来た。洛北大の唐木教授は財前に有利な報告を行った。
そして数週間後、判決の日・・・。

第17話のあらすじ「一年後」

よし江(かたせ梨乃)と庸一(中村俊太)の執念は、関口(上川隆也)を動かし、とうとう財前(唐沢寿明)は控訴された。だが、国平(及川光博)は「新証拠か新証言がない限り裁判は維持できない。一人で何がやれるか思い知らせてやる」と平然としている。財前も「示談にする気など一切ない。徹底的にやってください」と周囲を圧倒する迫力で国平を煽るのであった。その言葉通り、よし江側に協力する医療関係者は現れず、関口、佐枝子(矢田亜希子)も重い気持ちになる。
一方、大学を辞めた里見(江口洋介)の家に突然、大河内(品川徹)が現れた。患者本位の治療で有名な千成病院で仕事をしないかと、紹介状を持って来たのだ。里見は大河内の気遣いに「謹んでお受けします」と深々と頭を下げるのであった。

第18話のあらすじ「師動く」

手術中の患者に庸平(田山涼成)の顔を見た財前(唐沢寿明)は手元を狂わし、大量出血に陥る。さらに手術用具を取り落としたり、、血管縫合の糸が切れたりと、散々な手術は6時間を大きく超え、やっとのことで終了した。財前に何かが起きている、と、佃(片岡孝太郎)も金井(奥田達士)も柳原(伊藤英明)も感じた。
一方、東(石坂浩二)は関口(上川隆也)を自宅に呼び、鑑定医に東都大の正木教授を紹介した。佐枝子(矢田亜希子)は突然の父親の心変わりを不審に思い、理由を尋ねる。「里見君(江口洋介)に会い、財前君の落ち度を確信した」との東の答えに佐枝子は驚く。
手術を失敗した財前はケイ子(黒木瞳)のもとへ出向き酒を煽る。ケイ子は財前をあしらいながらも、どこかこれまでと違う様子に不安を覚える。
翌日、関口が正木を訪ねると、正木は快く鑑定を引き受けてくれた。それを国平(及川光博)から聞いた財前は、正木の陰に東があることを見抜いた。国平もそれを認めたうえで、正木に鑑定から手を引かせると言う。と、財前が口を開いた。「どうせなら、東先生にもお引取り願いましょう」。その冷酷な空気は国平にすら寒気を覚えさせるのだった。

第19話のあらすじ「嘘だ!真実の叫び」

東(石坂浩二)は、自分の医師生命を賭して法廷に立った。国平(及川光博)は、財前との間に個人的憎しみなど確執があったゆえの出廷であるという言質を引き出そうと陰湿な尋問を重ねる。東は答に窮しながらも「確かに確執はあった。だが、恨みに駆られて出て来た訳ではない。明日の医療に繋げるためだ。」と発言を。父親を巻き込んでしまった罪の意識から佐枝子(矢田亜希子)は法廷の外へ出るが、里見(江口洋介)から「見届けましょう」と促され中に戻る。
法廷では船尾(中原丈雄)の尋問が始まっていた。船尾は一切財前に過失はなかったという学術的な回答を自信たっぷりに発言するのだった。関口(上川隆也)は質問さえできぬほど敗北感を味わっていた。
扇屋には又一(西田敏行)や鵜飼(伊武雅刀)らが集まり、船尾の労をねぎらう会が開かれたが、まるで財前の祝勝会の様相を呈した。国平だけはクールに裁判の予定を読み上げる。次回は財前とよし江(かたせ梨乃)の本人尋問。その次には関口側は亀山君子(西田尚美)と里見を申請しているという。国平も「最後まで勝つとは言いません」としながらも自信の笑みを浮かべた。

第20話のあらすじ「最期の審判」

「財前先生の発言は嘘だ。検査を申し出たのに却下されたんだ」。傍聴席の柳原(伊藤英明)の叫びに法廷は色めきたった。柳原は退廷させられたが、関口(上川隆也)は、即座に柳原の証人尋問を求めた。当然、国平(及川光博)は「責任回避の発作的発言に過ぎず、証言の必要なし」と応じ、猛反対する。裁判長(戸沢佑介)は、法廷秩序を守るという理由で、柳原の証言は認めなかった。財前は国平とうなずきあい、関口はよし江(かたせ梨乃)らと悔しがった。すると、関口らに近づく人影があった。君子(西田尚美)である。
「今からでも遅くないでしょうか」柳原の行動を目の当たりにして、証人の決意を固めたのだ。国平はその様子を陰から見詰めていた。
財前側の反省会で国平は財前に問うた。「亀山君子に何か握られていませんか。新しい物的証拠とかも・・・」
財前は、君子がカンファレンスに同席し、記録を取っていたことを思い出した。「直ちに医局の記録を佃(片岡孝太郎)たちに処分させます」
一方、関口の事務所でも、柳原と君子がカンファレンス記録の存在を思い出した。柳原は「僕が取ってきます」と立ち上がった。
夜の医局に柳原は静かに入り込んだ。ロッカーを開け、該当月の記録を探す。だが、そこだけ抜けている。と、後ろに佃と安西(小林正寛)が立っている。佃の手に、その記録が握られているではないか。「何をしている。帰れ」「自分のやったことがわかっているのか」。二人に罵倒され柳原は立ち尽くすのだった。

第21話のあらすじ「財前死す」

東(石坂浩二)は、恩讐の彼方で財前(唐沢寿明)の手術を始めた。だが、開胸した瞬間、東はじめ助手で入った金井(奥田達士)、佃(片岡孝太郎)らは息を飲んだ。がんはステージⅠどころか、播種を起こし、胸膜全体に広がっていたのだ。全身転移と同じであり、原発巣の切除は意味がない。東は直ちに閉胸にかかった。東の説明を聞いた又一(西田敏行)は動転した。同時に鵜飼(伊武雅刀)は、又一に本人告知の可否を相談した。又一は、財前と杏子(若村麻由美)には知らせないでくれと懇願する。大学やがんセンターへの影響を心配する鵜飼はその言葉に乗り、東は「財前君ほどの専門家にどうやって隠せると思うのか」と疑念を述べる。が、又一の希望通り、財前には隠されることとなった。
助手たちも財前に隠し切れるとは思っていなかった。佃たちは担当を押し付け合い、結局、柳原(伊藤英明)が引き受けることになった。

出展:FODより

 

『白い巨塔』の見どころまとめ

「白い巨塔」を視聴した方から、ドラマの見どころを集めてみました。
※「クラウドワークス」より回収したオリジナルのアンケート結果です。

女性 32歳
役作りが完璧

このドラマの見所は、なんといっても財前を演じる唐沢寿明さんの演技だと思います。役作りが完璧で、野心家の外科医になりきって、教授選に勝つ為なら何でもするという感じで、素晴らしい演技をしていると思います。そして、財前とは正反対の里見を演じる江口洋介さんの演技も見所だと思います。同じ医師役ですが「共鳴病棟24時」の冷静沈着な天才医師とはキャラクターが違い、優しい内科医を好演しています。そして、この二人の絡みが面白いです。

 

女性 29歳

教授に登りつめていく過程がリアル

一番の見どころはやはり、財前医師が教授に登りつめていく過程です。実際、そんな世界なんだろうな。と、思わせるほどリアルな駆け引きです。次は、財前教授の医療ミスと裁判です。大病院相手に手も足も出ない原告側。しかし、その中に1つのカギを見つけていく弁護士の執念。このやりとりがとても面白く釘付けになります。最後に、奥様方です。奥様方にも派閥があり、苦労していきます。奥様方ももちろん教授の奥様が仕切ります。関係ない世界ですが「大変だな」と感じさせます。

 

女性 29歳

見始めると続きが気になり、止められない

大学病院が舞台のドラマで、山崎豊子さんの小説が原作です。見始めると続きが気になり、止められないと友人から聞いていたのですが、本当にその通りでした。大学病院内の権力争い、覇権争い、医者という仕事の特異性や利権、それにむらがる人々、さまざまなことが絡み合い、リアルに描かれています。二人の対照的な医者がメインとなるのですが、その性格の違いが如実で面白いです。また、病院が舞台なので、命という他には代えられないものが深くかかわっています。

 

女性 43歳

法廷戦からが大きな山場で見どころ

原作者の山崎豊子の本意ではなかった部分である「続編」と言われる部分からがドラマとしての価値は盛り上がったと思います。財前の手術前の診察と検証が雑であったため佐々木という患者が命を落とすのですが、患者の家族が「死因は雑な診察と治療による医療ミス」であるとして財前を訴えます。一審では財前側が勝訴しますが、その法廷戦からが大きな山場で見どころ言えます。一審で里見は原告側に有利な証言をしているため大学側から疎んじられ左遷の憂き目にあい、それでも正義を優先させたことに迷いはない清々しさ。そして原告の家族は敗訴してもそこであきらめることなく提訴に出ますが、里見に思いを寄せる財前の恩師である東教授の娘冴子の恋愛感情もスパイス的に見どころでもあり、提訴され諦めきれない財前側の薄汚い影での工作と財前自身の癌の発症と、そのことによる心情や医師としての在り方の悟りなどがクライマックスで感動的に描かれます。

 

男性 42歳

ドロドロした裏工作などが見どころ

財前を取り巻く人間関係と大学病院内で出世するためにはきれいごとでは済まされないドロドロした裏工作などが見どころだと思う。財前の能力に嫉妬して、結局、病院を後にした東教授のたくらみや財前の能力を高く買っていて、いずれは自分側に取り込もうと画策している鵜飼学長などのギラギラ感も見どころのひとつである。さらに財前の義父、財前又一は豪傑で面白いキャラクターであり、義理の息子の五郎を可愛がっており五郎に大学病院の教授になるという自分の夢を託している。又一も教授選で一躍買っている人物である。こんなバックアップもあり、財前は白い巨塔へとめざし、自分の理想を追求していく。上りつめていく過程で起こる野望の渦が見どころだと思う。

 

女性 38歳

当選にこぎつけるまでのハラハラドキドキが見どころ

不遜な態度で東教授の反感を買う財前は、里見助教授の上司である鵜飼学部長を医師会の重鎮である義理の父親の買収工作を使って有利に教授選挙を進めようとしますが、教授選の選考委員長に清廉潔白な大河内病理学教授が就任して全国公募を決めた時点から雲行きが怪しくなります。財前は大河内に取り入ろうとしますが、上手く行かず、教授選で過半数もとれず、いよいよ決選投票の票読みでも不利な状況に追い込まれた時に、部下の支援を受けて漸く当選にこぎつけるまでのハラハラドキドキが見どころです。

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『白い巨塔』のモデルについて

【人物モデル】

主人公・財前五郎のモデルは、元大阪大学教授・神前五郎医師です。

モデルとなった人物 「神前五郎」 (1919年~2015年) 
千葉県生まれ。大阪帝国大医学部出身。
専門はガン・血栓止血学。

モデルとなった神前五郎医師は、原作者である山崎豊子さんの主治医でした。

そもそも「白い巨塔」を書いたきっかけは、神前医師が、大阪大学病院の「次期教授」と言われながらも、学内の嫉妬が原因で九州に左遷させられたことがきっかけだったそうです。

病院での権力争いは、ドラマでも色濃く描かれていますよね。

しかし、実際の神前医師は、財前とは真逆のタイプで、どちらかと言えば、学究に熱心で患者思いの里見タイプであったと言われています。

また、財前はガンで若くに亡くなってしまいましたが、神前医師は、95歳まで長生きしていらっしゃいました。

この事からも、山崎豊子さんが「大学病院の権力争い」をテーマにする為に、神前五郎医師の名前と地位を拝借したと捉えて良さそうです。

 

【事件モデル】

では、この作品の中で起こった医療過誤事件にはモデルが存在していたのでしょうか。

調べてみると、具体的な事件のモデルや実例一つもないようです。

実を言うと、原作の医療過誤事件では、患者側敗訴のまま一度、連載を終了しています。

続編を書く予定はなかったそうですが、読者からの落胆の声が予想以上に多く、控訴審を続編として執筆することになったそうです。

「逆転勝訴」に持ち込むため、執筆に苦労したそうですが、医療界でも「白い巨塔」のファンが多く、医師たちの知恵を結集して現実的な逆転物語が出来上がったと言われています。

この事からも、医療過誤事件に関しては、医師の知恵は借りたものの、あくまで、山崎豊子さんが描いたフィクションであり、実話と言うのはデマであったと言えます。

医師たちや病院のモデルが存在していますが、あくまで名前と地位を借りただけの話で、事件については実際に起こり得た事ではありませんでした。

医療界だけではなく、日本という国にはびこる権力という闇をテーマに描いた作品だということがいえそうです。

【事件モデルのまとめ】

・財前のモデルは神前五郎医師だが、あくまで名前と地位を借りただけのもの

・医療過誤事件のモデルは、医師の知恵は借りたものの、作者の描いたフィクションである

 

まとめ

以上、『白い巨塔』の動画配信まとめや、再放送情報についてでした。

再放送をしたことのないドラマであるため、地上波での放送はあまり期待できそうにないようです。

動画配信サービスについては、上記でも紹介したよう、現状FODプレミアムのみ配信されており、その他の多くのドラマを見放題なので、この機会にぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。

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