【2003年】唐沢寿明の白い巨塔あらすじやネタバレ紹介




これまで、何度もドラマ化されてきた人気作品、白い巨塔。

2019年には岡田准一さん主演で放送が決定しております。

それに先駆けて、白い巨塔のあらすじをわかりやすくまとめてみました。

ネタバレが気になる方は、最後に情報をのせておりますので、ぜひ見てみてください。  

白い巨塔|原作について

原作は1963年に発表された山崎豊子の長編小説です。

いくつか映像化されていますが、1966年の映画化と1978年のドラマ化を両方とも主演した田宮二郎の作品と、2003年のドラマ化で主演した唐沢寿明の作品が有名かと思います。

最近では他のドラマでも、大学病院内でのドロドロした人間関係や金銭での買収行為、教授を先頭に大人数で院内の廊下を歩く総回診のシーンなどが描かれていますが、この作品がそういった象徴を表現した先駆け的な存在と思いますのでシニア世代など多くの年齢層に通じる話でしょう。  

 

白い巨塔|2003年版主要キャスト

外科医・財前五郎:唐沢寿明

内科医・里見脩二:江口洋介

第一外科教授・東貞蔵:石坂浩二

財前の愛人・花森ケイ子:黒木瞳

 

白い巨塔|2003年版の「前半」あらすじ

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唐沢寿明演じる外科医・財前五郎と江口洋介演じる内科医・里見脩二の二人を中心に大学病院内での出世や派閥争い、裏切りや足の引っ張り合いなど様々な駆け引きが繰り広げられる人間関係を描いていきます。

二人は同期でライバルであり、ともに医師としての実力は高いのですが、仕事に対する考え方や病院内での立ち位置・働き方などは対照的です。

財前は腕のいい外科医ですがプライドが高く、出世を望み次期教授の座を狙っています。一方の里見は患者第一、少しでも多くの人を助けるために研究一筋の内科医で、出世には無関心です。

 

物語の前半部分は、大学病院内での権力争いの行方が主に描かれます。

財前はその腕前から次期教授は確定と周囲から認められているものの、石坂浩二演じる直接の上司である第一外科教授・東貞蔵からは後継者として指名してもらえず他院から呼ばれた対抗馬をたてられることになります。

財前の同僚や上司すらも蹴落とそうとする野心家な性格を嫌われ、また腕の良さに嫉妬もされての男同士の確執です。

 

東は財前が教授になれないように多くの人を巻き込んで裏工作を進めますが、西田敏行演じる財前の義父・又一ら財前に勝利をもたらしたい面々も同時に金銭での買収行為などを展開し結果的に僅差で財前の教授就任が決まります。

敗れた東は失意のまま定年となり大学病院を去ることになります。  

【白い巨塔:前半のあらすじまとめ】

出世第一の財前と患者第一の里見を中心とした大学院内の権力争いがみどころ

次期教授を目指す財前とそれを阻む東との医者同士の確執が描かれている

・結果的に財前の教授就任が決まり、東は失意のまま定年

 

白い巨塔|2003年版の「後半」あらすじ

物語の後半部分は、念願の教授就任が決まり、これまでにもまして傲慢になっていく財前が一人の患者の誤診をする所から始まります。

患者の担当医である後輩医師や里見から再診察・再検査を勧められても、海外での特別講演・手術など国際的にも華々しく活躍する場が予定されており多忙も極めていた財前は、それらの助言に聞く耳を持たずに患者と誠心誠意向き合わず、結果その患者は術後に容態が悪化し亡くなってしまいます。

経緯を知っている里見は遺族に解剖を勧め、財前の誤診の事実が明らかになります。

 

それを知らされた遺族は財前の診察時の態度が不誠実だったこともあり、財前を裁判で訴えることにします。 それ以降の裁判模様では、及川光博演じる病院側の弁護士・国平学文を中心に病院内では証拠となるカルテを改ざんしたり、遺族側の証人に圧力をかけて病院側に有利に運ばせたりと前半の教授選さながらの駆け引きがなされます。

 

その一方で正義感が強く医療ミスを見過ごせない里見は遺族側の証人として裁判で事実を証言し、大学病院を追われることとなります。

物語も残りわずかの段階で、財前の体調不良が徐々に描かれていきますが、裁判や時期を同じくして始まった学術会議選挙の出馬などからくる疲れだろうと自己判断をしてしまいます。

 

裁判の逆転敗訴が決まった直後に倒れてしまったことでようやく検査を受けますが、既に手術が不能なほど進行してしまった末期の癌だと判明、診察に関わった医師達は財前本人には嘘の病状を説明しごまかします。

が、しかしそこは当然知識のある財前ですので症状が進むにつれて周囲から説明されている以上の病状になっているのではという気付きがあり、里見を訪ね真実を告げるよう懇願します。

 

これまで対立も多かった二人ですが、財前が医師としての腕の良さや人間性を信頼でき、こういった状況で最後に頼れるのはやはり里見でした。

その後財前の病状は急変し、昏睡状態の中で自分の一生を振り返り患者を死なせてしまったこと、周囲の助言通りに再診察をしなかったことなど後悔の念をうわ言でつぶやき、最期を迎えます。 

 
【白い巨塔:後半のあらすじまとめ】
 
・財前が1人の患者を誤診し死なせてしまう
 
・ミスを改ざんする財前ら病院側と、それを許さない里見たちとの医療裁判がみどころ
 
・逆転敗訴となった財前は、里見との信頼を築くが、末期がんの進行によりその生涯を終える
 

白い巨塔|2003年版の最終回あらすじとネタバレ

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財前は自分の本当の病状を知る為に里見の勤める病院を訪ね、そこでCT検査を行い「余命は長くて三カ月」と知らされます。

その事実を知った後でも、家族である義父や若村麻由美演じる妻・財前杏子の前では本当は気付いているということを隠したまま入院生活を送ります。

 

また財前本人より少し遅れて事実を知った妻もまた、気付いたことは見せないまま、財前の愛人・黒木瞳演じる花森ケイ子を病室に招くなど、気丈にふるまいます。

その一方で、ケイ子は久々に会えた財前に対し「痩せたね」と偽らず伝え、財前も「正直でありがたいね。

みな元気そうじゃないですかと顔をひきつらせて言うから辟易していた」と答えます。 里見から余命を告げられた際にも、財前は「僕の診断と同じだよ」と返しています。

家族の前では強気に振る舞っているとも言えますが、財前が病気のことなど本心をさらけ出せる相手は里見やケイ子だったということが、最後の最後まで描かれています。

 

最終話で主人公の死が描かれる作品は他にもありますが、必死の思いをして大学病院内での教授選に勝ち抜き、院内外での地位も確立していきまだまだこれからが働き盛りという時期に、まして今作はこれまで多くの患者を救ってきた腕の良い医師が主人公であることを考えると、自分自身の体調不良を見逃したがばかりに早すぎる死を迎える、何とも無念な悲しい結末といえます。  

 

白い巨塔|2003年版と2019年版の比較

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2019年版でのキャストは主要な所しか発表されていませんが、外科医・財前五郎を岡田准一、内科医・里見脩二を松山ケンイチ、第一外科教授・東貞蔵を寺尾聰、財前の愛人・花森ケイ子を沢尻エリカが演じます。

また、2003年版では財前の後輩である若手外科医師・柳原弘に伊藤英明、東貞蔵の娘・東佐枝子に矢田亜希子、裁判の際に遺族側の弁護を引き受ける弁護士・関口仁に上川隆也らも出演していました。

全体的に登場人物の多い作品ではあるのですが2019年版では誰がこれらの役を引き継ぐのか興味が沸きます。

 

俳優陣の年齢ですが、2003年版では当時唐沢寿明が40歳、江口洋介が36歳での演技でした。

今回の2019年版では岡田准一は38歳、松山ケンイチは33歳と、両者とも若干年齢が若返っています。

2003年版を見ていた方であれば自然と16年前の配役や演技などと比較してしまうかと思います。

岡田・松山氏ともにこれまで様々な役柄を演じてきた演技派俳優ですので、実年齢の若さを感じさせないように、2003年版に負けない重厚感を出してくれることを期待したいところです。

 

また2003年版では2クール連続での全21話を放送していました。

社会派ドラマとしてシリアスなシーンが多く、コメディ要素もほぼ無い重苦しい雰囲気でしたので、見る人によっては途中で脱落してしまった方もいたのではないでしょうか。

今回の2019年版では5夜連続のSPドラマということなので、長さとしては見やすくまとまっているのかもしれません。  

 

白い巨塔|まとめ

最後に2019年版・白い巨塔の脚本家として筆頭に名前のあった羽原大介氏を調べてみました。 過去の作品として、NHKの朝ドラ「マッサン」や「黒革の手帖(2017年版)」など多数あり、長編作品やドロドロした人間関係・駆け引きを描くドラマに実績があるようです。

また重厚なテーマが多いイメージのWOWOW作品も幾つか手がけているようですので、今回の脚本にも期待が増しました。

これまで白い巨塔を見たことのある方も、初めて見るという方も、ドラマ好きには特に楽しめる作品となっているのではと思います。




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