【映画】パラレルワールドラブストーリーの原作や結末をネタバレ




映画『パラレルワールド・ラブストーリー』は玉森裕太さん主演で2019年5月30日(金)から公開されます。

“恋愛”と“友情”そして“記憶”をテーマとして扱ってる作品です。

主題歌は宇多田ヒカルさんのアルバム「初恋」に収録されている「嫉妬されるべき人生」が起用されています。

ここでは、映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の気になる原作や結末をネタバレしていきます!

映画「パラレルワールドラブストーリー」|原作

映画「パラレルワールドラブストーリー」の原作をご紹介します。

映画「パラレルワールドラブストーリー」の原作は東野圭吾さん著書で講談社文庫から発刊されている同名『パラレルワールド・ラブストーリー』です。

恋愛か、友情か、異色の本格恋愛ミステリー小説です。

執筆されたのは1995年とかなり前のものです。

 

定価750円(税別)で販売されています。

映画化記念で吉田健一さんのイラストカバー版も展開中です。(画像・右)

 

原作の東野圭吾さんは「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない。」とコメントしています。

そうコメントした時、東野圭吾さんは40代だったそうです。

「それからさらに十数年が経ち、もはや別人の作品のようです。

ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心しますが、映像化となればさらにハードルが上がるはずで、一体どんなものができるのだろうと楽しみにしておりました。

完成した映画を観てうなりました

複雑な構造を持ったストーリーから逃げることなく、見事に真っ向勝負した作品でした。

監督をはじめとするスタッフの皆さんたちの度胸と自信が伝わってきました。

主要人物たちの内面が極めて複雑にもかかわらず、時に繊細に、時に堂々と演じておられる若い役者さんたちの演技力にも圧倒されました。

きっと多くの人が、この映画に翻弄されることでしょう。」と映画へコメントをしています。

 

東野圭吾さんの小説が原作となった映画も『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『人魚の眠る家』『容疑者xの献身』など数多くあります。

 

映画は原作通りに作られているのか、違う部分があるのか、映画と比較してみるのもいいですね!

「パラレルワールドラブストーリー」 原作

・原作は東野圭吾さんの『パラレルワールド・ラブストーリー』

・恋愛か、友情か、異色の本格恋愛ミステリー小説

・東野圭吾さんは「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない。」とコメント

 

映画「パラレルワールドラブストーリー」|あらすじ

映画「パラレルワールドラブストーリー」のあらすじをご紹介します。

目覚めるたびに変わる2つの世界。

真実の世界はどちらなのか。

世界が変わりまくる、驚愕の108分です。

【謎】を解き、真実にたどり着けるのでしょうか。

 

「パラレルワールドラブストーリー」のあらすじ

昔からモテていた崇史(玉森裕太)と、足に障害があり、女性とは縁が遠い生活を送ってた智彦(染谷将太)は親友同士です。

ある日、そんな智彦から彼女ができたから紹介したいと崇史に連絡が来ます。

そして麻由子(吉岡里帆)という女性を紹介されてびっくりします。

なぜなら崇史は彼女のことを以前から知っていたのです。

 

時は大学院時代に遡ります。

崇史は週に3回ほど山手線を使う機会があり、その時並走する京浜東北線に乗っていた麻由子を窓から見ていました

しかし直接話すことは一度も無いまま、大学院時代は過ぎ去っていきました。

卒業後、崇史、智彦、麻由子の3人はアメリカに本社があるバイテックという企業が運営しているMACという学校に入り、給料をもらいながら研究を行っていました。

崇史は、智彦と麻由子が付き合っている姿を見て、毎日苦しい思いを抱えながら生活していきます。

 

ここから物語は2つの世界に分かれます。

 

一つはそのままの関係で進んでいく麻由子が親友の智彦の恋人である世界です。

こちらの世界では崇史は麻由子に告白します。

しかし麻由子は智彦と付き合ってはいるものの、はっきりとどちらを選ぶという答えは返していません。

ある日、崇史と智彦はアメリカ本社への栄転を打診されます。

アメリカ行きは2人の夢だったので、智彦はアメリカ行きを快諾しました。

しかし、崇史は智彦と麻由子が離れ、彼女が振り向いてくれるチャンスだと捉え、断ってしまいました。

アメリカ行きを断ったことを智彦に問い詰められた崇史は、親友の彼女を愛していること、そして一夜の関係を持ったことを全て白状しました。

始めは信じられない様子の智彦でしたが、徐々に受け入れ、智彦はある行動に出ます。

 

もう一つの世界が、崇史と麻由子が付き合っている世界です。

本来は智彦と麻由子が付き合っているはずでしたが、なぜか崇史と付き合っているのです。

最初は何も違和感なく過ごしていた崇史でしたが、だんだん何かがおかしいということに気づき始めます。

過去が思い出せない、他人に聞いた事実と自分の記憶が違う、そしてなぜか親友であった智彦がいません

違和感の原因を探り始めた崇史は調べるうちにこれはただの違和感ではなく、確実に何かがおかしいと確信します。

桐山景子(美村里江)に協力してもらい、崇史は真相に迫っていきます。

 

そしてついに2つの世界が1つになります。

 

その後、崇史がたどり着いた真実とは、そしてこの2つの世界の正体とは一体何だったのでしょうか。

「パラレルワールドラブストーリー」 あらすじ

・昔からモテていた崇史(玉森裕太)と、足に障害がある智彦(染谷将太)は親友同士

・崇史は智彦に彼女の麻由子(吉岡里帆)を紹介される

・ある日突然、崇史は2つの世界に迷い込む

・一つは麻由子と崇史が恋人同士の世界

・もう一つは麻由子と親友の智彦が恋人の世界

・麻由子と崇史が恋人同士の世界では智彦がいない

 

映画「パラレルワールドラブストーリー」|結末のネタバレ

映画「パラレルワールドラブストーリー」の結末をネタバレしていきます。

映画「パラレルワールドラブストーリー」の結末のネタバレ

この作品には「2つの世界」が登場します。

1つ目は麻由子(吉岡里帆)の恋人は智彦(染谷将太)である世界。

2つ目は麻由子の恋人は崇史(玉森裕太)である世界。

 

タイトルから「1つは現実の世界」「もう1つはパラレルワールド」と思ってしまいますが、ネタバレをすると、そうではありません。

 

ネタバレのヒントは大きく4つあります。

①2つの世界には、時間的なズレがあります。

最初の段階で「2つ目の世界」は「1つ目の世界」の1年後です。

 

②「2つ目の世界」の崇史には『記憶の欠落』があります。

特に智彦や麻由子のことに関する記憶があいまいです。

 

③「2つ目の世界」の崇史は「1つ目の世界」のことを夢に見ます。

 

④崇史と智彦は「次世代型の仮想現実」について研究しています。

特に智彦は『脳や記憶』に関する研究を行っていました。

上記のヒントからお分かりの方もいるかもしれませんが、この作品に「パラレルワールド」は登場しません。

 

2つの世界の正体は「過去」と「現在」です。

 

2つの世界のネタバレ

「1つ目の世界」: 過去です(現在の崇史が思い出している『記憶』)。

麻由子の恋人は智彦です。

崇史は智彦に嫉妬している。

 

「2つ目の世界」: 現在です。

記憶に欠落のある崇史が思い出していく記憶こそ「1つ目の世界」なのです。

麻由子は崇史の恋人のように見えます。

智彦は行方不明です。

 

さらに詳しい「パラレルワールドラブストーリー」の結末のネタバレ

結論から言うと、智彦の研究テーマは『記憶の改編』です。

過去の記憶を書き換え、別の記憶を与える研究です。

崇史はこの記憶改編を受け、過去の記憶が封印されました。

本物の記憶の代わりとして崇史に新しく与えられたのは『最初から崇史と麻由子こそが恋人同士だった』という記憶です。

なので「パラレルワールド(本当は現在)」の崇史は麻由子と同棲していることを「当たり前のこと」だと認識していたのです。

 

本来の計画では、崇史は『偽の記憶』に疑いを持つことなく、そのままずっと麻由子との同棲生活を続けていくはずでした。

ところが、崇史が自力で『本物の記憶』を思い出し始めたことで事態は一変します。

そのため、『黒幕』もいろいろと対応に追われることになりました。

 

そもそも、なぜ崇史は記憶改編を受けたのかという疑問が出てきます。

『黒幕』の正体は崇史たちが所属する企業「バイテック社」です。

崇史を監視していたのも、麻由子を失踪させたのも、智彦や篠崎の失踪を隠ぺいしていたのも全部バイテック社の仕業です。

こうなると、普通は「崇史はバイテック社にとって都合の悪い秘密でも知ってしまったのかな?」と思いますが、そうではありません。

バイテック社は悪の企業でもなんでもなく、むしろ『正しい目的』のためにすべてを操作していました。

 

すべては崇史、智彦、麻由子という3人の三角関係から始まります

友情と恋愛感情を秤にかけ、最後に崇史が出した答えこそが悲劇を呼んだのでした。

 

最大の謎は「麻由子は結局、誰の恋人なのか?」ということです。

「麻由子は智彦の恋人である」ことが真実です。

麻由子は智彦と付き合っていましたが、そこに崇史が介入してきたのです。

崇史は大学院時代に麻由子のことを知っており、彼女に恋をしていました。

しかし、次に麻由子と再会した際に、彼女は智彦の恋人となっていたのです。

自分の想い人が親友の彼女であることに対し、崇史は“友情”と“恋愛”を天秤にかけました。

そして選んだのは“恋愛”です。

 

麻由子にどんどんアタックし、肉体関係を結び、彼女の心さえも奪っていきました。

しかし、崇史と麻由子は実際には恋人ではありません。

それは「消えた智彦」にも関係しています。

 

麻由子が崇史の恋人である世界では、崇史の親友であるはずの智彦の存在を崇史が忘れています

しかし、片方の世界で「本当に智彦がいない」のではなく、単純に「崇史の記憶から消えているだけ」なのです。

まず、恋人の麻由子の心が崇史に向いていることを知った智彦は、3人の仲を保つために自分自身の記憶を改編することにします。

「麻由子は崇史の恋人である」という記憶を自分に定着させ、全てが上手くいくようにしたのです。

しかし智彦はここで目を覚まさず、スリープ状態になってしまいます。

そして、「智彦はアメリカ本社に行った」という設定のまま、バイテック社の中で保管されます。

 

一方で、智彦の希望によって(智彦が麻由子と交際していた1年間の)崇史の記憶も改編されます。

そして「崇史は麻由子の恋人である」という偽の記憶を定着することとなるのです。

ここで麻由子は記憶を改編せず、崇史の監視役として恋人役を演じることをバイテック社から任せられます。

そうして、崇史にとって麻由子は自分の恋人という認識であり、智彦の存在も1年分消えてしまっている、という訳なのです。

 

以下は、智彦が最後に崇史に宛てて書いた手紙の一部です。

『僕が少々長い眠りについている間に、崇史と麻由子は結ばれればいい

僕の計算によれば、僕の記憶改編は行われているはずだ。

目覚めた時には、心の底から君たちを祝福できるだろう。

どうか僕の代わりに彼女を幸せにしてあげてほしい。

 

記憶改編システムは、まともに扱えばトラブルは起きない。

これは僕の希望だけど、君たちもこの一年の記憶を変えてくれないだろうか

そうすれば、また昔のように付き合える。

たとえこの一年の過去を変えたとしても、僕たちの友情には影響ないのだから。

目覚めた時に会おう。それまでさようなら』

 

「パラレルワールドラブストーリー」 結末のネタバレ

・1つ目の世界(麻由子の恋人は智彦の世界)= 過去

・2つ目の世界(麻由子は崇史の恋人の世界)= 現在

・智彦の研究テーマは過去の記憶を書き換え、別の記憶を与える『記憶の改編』

崇史に新しく与えられたのは『最初から崇史と麻由子こそが恋人同士だった』という記憶

・崇史、智彦、麻由子の三角関係で、崇史が友情と恋愛感情を秤にかけ、最後に恋愛を選んだことから全てが始まる

・恋人の麻由子の心が崇史に向いていることを知った智彦は、3人の仲を保つために自分の記憶を「麻由子は崇史の恋人である」という記憶に改編

・智彦の希望により(智彦が麻由子と交際していた1年間の)崇史の記憶も改編

 

映画「パラレルワールドラブストーリー」|まとめ

玉森裕太さん主演で2019年5月30日(金)から公開される映画『パラレルワールド・ラブストーリー』

 

あらすじや結末のネタバレを読んでいただき、大筋はお分かりいただけたでしょうか。

ネタバレを読んでも、これをどのように映像化しているのか気になる方もいるのではないでしょうか。

そのような方は劇場でチェックですね!

 

原作である東野圭吾さんの『パラレルワールド・ラブストーリー』を読むとさらに細かいことが分かるかもしれません。

 

公開日の5月31日にオープンするSecret Site(シークレット・サイト)では、映画を鑑賞した人のみがわかる【パスワード】を入力すると、謎解き解説が見られるそうです。

映画を見た後でも楽しめるのはいいですよね。

もう一度見たくなるかもしれませんね!




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